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おさえておきたい矯正歯科の選び方と注意点

矯正歯科の選び方を指南しています。

後悔しない!矯正歯科の選び方

矯正歯科は数多くありますので「どこにお願いすればよいか?」と迷ってしまう方も多いでしょう。そこで以下に、選び方のポイントを紹介します。

専門医もしくは認定医がいる

矯正歯科は数多くありますので「どこにお願いすればよいか?」と迷ってしまう方も多いでしょう。そこで以下に、選び方のポイントを紹介します。

日本の歯科医師法では、歯科医師免許をもつ者は歯科医学に関する分野を自由に診療することが認められています。そのため、矯正歯科は簡単な治療とみられがちで、専門知識や経験がなくても矯正治療を行うことが可能です。近年は、専門知識や経験のない歯科医師が矯正歯科の診療を行うことで、患者とトラブルになる事例も数多く報告されています。

そんな中、日本矯正歯科学会では「認定医」と「専門医」の制度を設けています。日本で矯正歯科治療を行う歯科医師は、約2万人。その中で、「認定医」は3,000人弱ですから全体の15%、「専門医」は認定医の10分の1である300人程度です。数ある歯科医師の学会の中でも、日本矯正歯科学会の認定制度は最も難易度が高く信頼性も高いとされています。住んでいる地域の歯科医師の情報は、日本矯正歯科学会のHPで確認できますよ。

通いやすさについて

数回の通院で済むなら良いのですが、歯の矯正には長い時間がかかります。ですから、患者自身にとって通いやすいクリニックであるか否かは、とても重要です。

家や職場から近いのか、予約は取りやすいのか、よく検討したうえで決定を。また土日も診療に対応してくれるクリニックなら、安心です。

症例数が豊富である

矯正は他の歯科治療と比べて高額で、長期間の治療になる分、歯科選びには慎重になってしまいますよね。歯科矯正の症例数が多いクリニックを選ぶのは、納得のいく矯正治療を受けるための一つのポイントになります。

一般歯科と併設されている矯正歯科は、他の歯科治療と合わせて治療を受けることができるというメリットがありますが、一般の歯科治療の症例が豊富だからといって、矯正治療の経験が豊富とは限りません。外部から矯正専門の医師を招いている場合は、診療日が特定の日になっているので注意が必要です。

矯正歯科専門のクリニックの場合は、虫歯などの一般治療には対応していないケースが多く、他の治療が必要になった場合は別の医院に通わなければなりません。一方で、矯正歯科のスペシャリストなので矯正の症例は数多く見ています。知識、経験、技術のすべてにおいて安心できる治療が期待できるでしょう。

開業から長く続いている

近年は歯科医師の増加によって、過当競争が問題になりつつあります。矯正治療は自由診療のため多額の費用がかかる治療ですが、矯正治療の途中で歯科医院が倒産してしまった場合は返金などのトラブルが起こる可能性があります。このようなトラブルに巻き込まれないためには、経営的に安定している歯科医院を選ぶことも重要なポイントになってきます。

経営的に安定しているかどうかを見る一つの方法は、その地域で長く開業しているかどうかです。地域で長年開業できていること自体が、院長の人間性や治療方針に対して一定の評価を得られているという目安になるからです。固定の患者も多いので、安定した経営ができていると言えるのではないでしょうか。経営が大変なところは、気持ちに余裕がないので治療を強要する傾向があります。

きちんと検査し丁寧な説明をしてくれる

自分に合う矯正歯科医院を探すには、まずはカウンセリングを受けて相談をしてみましょう。適切な矯正治療のためには、歯型をとったり、何種類もの写真を撮ったりして、複数の資料に基づいた診断が必要です。しかし、検査にはコストがかかるため、検査をきちんと行わない矯正歯科もあるようです。

矯正治療は一般治療と比べると費用も時間もかかるため、患者さんの不安や疑問も多いはず。悩みや希望に沿って、分かりやすく丁寧な説明をしてくれるかどうかは納得のいく矯正治療に欠かすことができません。

治療を始める前に、検査をきちんと行ってくれるか、現在どのような状態で、今後どのように治療を行うかの方針について分かりやすく丁寧に説明をしてくれるかを、実際に相談に行って見てみましょう。

治療計画を明確にしてくれる

治療を始める前に、かかる費用と治療方法、期間の説明をきちんと受けましょう。治療方法や必要な期間は、患者ごとに異なります。費用は、治療方法と期間によって決まるものです。最初にしっかりと検査を行って、正しい診断をしなければきちんとした説明ができません。

臨床経験の豊富な医師であれば、治療方針や治療計画について最初に明確な説明ができるものですが、検査をしたのに具体的な説明がない場合や話の内容がころころと変わってしまう医師は要注意です。また、最初に治療費の全額を示してもらえない場合は、セカンドオピニオンや転院を検討するとよいでしょう。

治療を色々提案してくれる

不正咬合は矯正歯科では一般的な症例ですが、同じ診断名でも、患者の状態は一人一人異なるものです。生まれつきの歯やあごの状態、生育歴や既往歴、ライフスタイルが異なれば、個々に合った治療法が提示される必要があります。矯正治療は歯を動かす治療法ですが、歯を動かすための方法や素材、装置は複数あります。

取りうる選択肢をいくつか提示して、それぞれのメリットとデメリットを患者さんが理解できるように説明してくれるかは、自分にあった矯正歯科を探すのに大変重要なポイントです。適切な治療を受けられないと、再治療が必要になってしまうケースも少なくありません。一つの治療法しか勧めない矯正歯科には注意しましょう。

メリットとデメリットを説明してくれる

物事にはいい側面と悪い側面があります。矯正治療に関しても同様です。矯正治療は、歯並びを美しくしたり、咬み合わせを整えたりすることができますが、そのためには歯を抜く必要があったり、治療期間が長くかかったり、治療方法によっては大幅に費用に差が出ることもあります。中には、痛みが出る治療方法もあります。そのようなデメリットを説明せず、メリットしか伝えない歯科医師は要注意です。

患者が正しい判断ができるように、メリットとデメリットの両方の情報をきちんと提示してくれる歯科医師を選びましょう。

また、治療を開始した後は治療が予定通り進んでいるのか、遅れているのかを説明してくれる医師を選ぶと納得のいく治療になります。特に予定よりも遅れている場合は、なぜ遅れているのかの理由をしっかり教えてくれると安心できますね。

スタッフの対応について

担当医以外のスタッフ対応にも、目を光らせて。初診の際以下の点が気になるようでしたら、別のクリニックを探すことも検討してください。

  • 対応は丁寧か…基本的な事柄ですが、接客態度に難のあるクリニックへ、長期間通うのはストレスとなります。
  • 歯科衛生士は在籍しているか…医師のサポーターとして治療に欠かせません。
  • 必要以上に施術を薦めてこないか…競争の激しい歯科業界を生き残るために、無駄な施術で患者から治療費を多く請求しようとするクリニックもあります。
  • 経営は安定していそうか…矯正途中で閉院になってしまうようでは、困りもの。院内の雰囲気が必要以上にみすぼらしかったり、逆に華美でないかはよくチェックを。

線

いかがでしょうか?上記の点に留意し、より良い矯正歯科を見つけてくださいね。

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